最近の自分のつくるいきものにはまゆげがある。鳥にも猫にも。
まゆげがあるだけで、なんだか表情が人間的で、豊かになるかなって。
人間以外の動物には、愛情という感情はない、という話を読んだことあるけど、科学的にはそう言われていても、いやいや、そんなことないでしょう、って。
人間以外の動物も、沢山の感情を持っているとしか、私には思えない。
人間の持つまゆげの役割としては、汗や水が目に入らないようにするものみたいだけど、感情を伝える部分としても大きいよね。
猫にもまゆげらしきものがあるけど、役割としては距離をはかるセンサーみたい。ゴリラは毛に覆われてるから、まゆげはない。
まゆげを持つのは人間だけらしい。それはすごい話。
でも、もし動物にも人間みたいなまゆげがあったら、もっともっと動物の感情が読み取れるかも、なんて。
人間や動物、いきものを作るときの、まゆげをふくめて、眼の表現って本当に大切で、難しくて、楽しい。
写真の作品は、最近作っている、鳥らしきいきもの。
ここからまた少し変えたけど、この子にもまゆげがあります。作品のこと、可愛く思えてきました。